MDF と合板の違い - いつ何を使用するか Part1

今日はMDFと合板の違いを共有したいと思います。

MDF – 中密度ファイバーボード

MDF はパーティクルボードに似た加工木材複合材ですが、パーティクルボードよりもはるかに密度が高く、強度があります。

他の木製品の製造プロセスからすべてのおがくずを掃き集め、そのおがくずをバインダーと混合して合板サイズの大きなシートにプレスした場合を想像してください。これはあまりにも単純化しすぎており、MDF の製造プロセスそのものではありませんが、製品の構成については理解できると思います。

MDF は非常に小さな木の繊維で構成されているため、木目がありません。また、MDF は高温で非常に強くプレスされるため、パーティクルボードに見られるような空隙はありません。ここでは、パーティクルボードとMDFの目に見える違いがわかります。MDFが上部、パーティクルボードが下部です。

合板と同様に、プロジェクトに必要なものに応じて、さまざまな厚さの MDF を購入できます。

MDFの利点

一般的にMDFは合板よりも安価です。

MDFの表面は非常に滑らかで、表面の節を心配する必要はありません。

とても滑らかなので塗装面に最適です。まずは高品質の油性プライマーで下塗りすることをお勧めします。(MDF にはエアゾール スプレー プライマーを使用しないでください。ただ浸透するだけなので、時間とお金の無駄になります。また、表面が荒れる原因になります。)

また、MDF はその平滑性により、ベニヤの基材として最適です。

MDF は全体的に非常に均一であるため、切断面は滑らかに見え、空洞や破片がありません。

エッジが滑らかなので、ルーターを使用して装飾的なエッジを作成できます。

MDF の一貫性と滑らかさにより、糸鋸、バンドソー、またはジグソーを使用して、細かいデザイン (スクロールまたは波形のデザインなど) を簡単に切断できます。

MDFのデメリット

MDFは基本的には光沢のあるパーティクルボードです。

パーティクルボードと同様に、MDF はスポンジのように水やその他の液体を吸収し、プライマー、ペイント、またはその他のシーリング製品ですべての側面と端がしっかりとシールされていない限り膨張します。繰り返しになりますが、高品質の油ベースのプライマーをお勧めします。エアゾールスプレープライマーは不要です!!

MDF は非常に細かい粒子で構成されているため、ネジの保持力が低く、ネジ穴が非常に潰れやすくなります。

MDFは密度が高いので非常に重いです。これにより、特に大きなシートを持ち上げてカットするのを手伝ってくれる助手がいない場合、作業がより困難になる可能性があります。

MDFは汚れません。スポンジのように汚れを吸収してくれるだけでなく、MDFには木目がないため、汚れが付くと見た目がひどいです。 

MDF には VOC (尿素ホルムアルデヒド) が含まれています。MDF がプライマーや塗料などでカプセル化されている場合、ガス発生を大幅に最小限に抑えることができます (ただし、おそらく完全には排除されません) が、切断や研磨の際には粒子の吸入を避けるために注意する必要があります。パーティクルマスクを着用しながら、屋外で切断や研磨を行うことをお勧めします。